施設園芸農業・有機培土の「cococaRa」コーポレートサイトをリニューアル2022年6月22日
施設園芸農業向けの有機培地を製造・輸入販売するココカラ合同会社は、コーポレートサイトを全面リニューアルし、6月20日から運用を開始した。
同社のメイン製品である有機培地「コイアピット」は2021年、国内販売数が前年比2倍の成長を遂げ、それにともない、生産者をはじめ流通事業者や育苗事業者など多方面からの問い合わせも急増。今回のリニューアルでは、Webサイトの情報設計を再考し、より提供製品やサービスについてわかりやすく理解できるよう一新した。また、新たにFAQコンテンツやノウハウ記事、問い合わせフォームなど「ヘルプセンター機能」をSaaSサービスにて実装。新規で運用を始めた「cococaRa公式LINEアカウント」とあわせて、施設園芸農業に関する様々な質問や悩みに対し、自己解決とタイムリーな解決支援を行うためのしくみを整備した。いずれもスマートフォンでの利用も想定したレスポンシブルデザインを採用。農作業中も携帯端末から情報を検索して実作業に活かせられるように工夫している。
同社は、深刻化する世界の食料問題に対し「農業をもっとラクに」することをミッションとして日本人の大原秀基氏とインド人物理学者のアルール・ムルガンが創業したアグリテック・ベンチャー。施設園芸分野において少ない数で、収穫量を上げるため、やしがらを原材料とした高品質で化学的物質不使用の有機やしがら培土「コイアピット」の研究開発・製造に注力しており、世界最大のココナッツ産地である南インドに自社R&D拠点と生産施設がある。
日本国内で多くの農業法人が導入しており、今春からはJA全農の取り扱いが始まった。また、インドでは、やしがら農家に対する技術指導を通じて、高品質な有機培土を適正な価格で仕入れるしくみの実現に取り組み、現地の労働環境改善にも寄与している。
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