コンパクトにんじん収穫機に作業革命「VHC114-RFC」新発売 井関農機2022年6月27日
井関農機は、コンパクトで扱いやすいにんじん収穫機「VHC114-RFC」に、高能率で作業しやすいスイングハンガ仕様(横降ろし機能)を追加し、10月に発売する。
ヰセキにんじん収穫機「VHC114-RFC」
にんじん収穫機市場は、野菜の中でも機械化が進んでおり、栽培面積も広いことから今後、増加傾向が続くとみられる。同社は新たにスイングハンガ仕様を投入することで、より早さと、使いやすさを求める声に応える。
「VHC114-RFC(スイングハンガ仕様)」では、満載になったフレコンバッグは、その場でクレーンで吊り上げた後、機体横に降ろせ、掘り取り条から外れることなくバッグを交換できるため高率よく作業できる。フレコンバッグ積載台は簡単に折り畳みが可能。機体に近い位置で、その場降ろしにも対応し、機体前後降ろしと同様の使い方ができる。
また、片刃かつ土が盛り上がらない設計で低づかみが可能。葉の短い条件でも掘りやすく作業性が向上した。さらに、作業中に機体が傾斜しても、自動で車体を水平補正するため、作業者は掘り取り作業に専念できる。機械で引き抜いたにんじんは、泥落とし装置で泥を落とした後、直下根を処理し、茎葉の位置をそろえて切断する。
発売型式は「VHC114-RFC(スイングハンガ仕様)」。希望小売価格は、408万6500円(税込)。
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