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ねこ車電動化キット「E-Cat Kit」運搬労力削減へ 埼玉県横瀬町と実証実験 CuboRex2022年6月30日

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CuboRexは埼玉県横瀬町と連携し、ねこ車電動化キット「E-Cat Kit」を用いた農業と建設業における運搬労力の効率化へ向け、実証実験を2~4月にかけて実施。横瀬町で活動する農業3軒と建設業1社に当該製品を無償貸与し、電動化による運搬作業の効率への実用性を検証した結果、全てのケースで運搬労力の削減と生産性の効率化が実証された。

農業での実証実験の様子農業での実証実験の様子

横瀬町における実証実験では、ねこ車(一輪車)の電動化による農業・建設現場の運搬労力削減に向けた実証実験を展開。一輪車のタイヤを交換するだけで電動化できる同社の製品を利用前と後で、時間や体力の使い方、日常の疲労感などの変化をヒアリングし、農家や建設業従事者の変化を検証した。今回の結果により、特に地方部における労働人口の減少の中でも高齢化が進む農業と建設業で、作業の効率化により生産性の向上を図るとともに作業負担の軽減を図り、誰もが働き続けられる環境を創り出すことが期待される。

■実証実験の結果
<農業における結果>
・既存の一輪車のタイヤを取り付けるだけで、電動化できるのは、便利だった
・肥料や荷物等の高重量物を運ぶ際には、電動アシストがつくことで、大幅な運搬労力の削減を実感
・雨天後の地面がぬかるんでいる状況化でも、電動化されていない一輪車では、運搬できないケースでも、電動化による動力が加わることで、タイヤがうまく食い込んだことで、運搬が可能に

<建設業における結果>
・重いものを持てば楽に動かせることは実証できた
・電動化することで、押すのではなく、引っ張られる感覚で運搬ができることで、一輪車で最も労力を要する"最初の一押し"の労力が削減された
・工事現場で一輪車を利用する際には、「生コンクリート」を運搬するケースが多い。使用後は、水で洗浄する必要があり、防水性を高める必要性あり

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