デジタル農業プラットフォーム「NileBank」トライアルキャンペーンを実施 ナイルワークス2022年7月22日
農業DXを推進するナイルワークスは、地温計測とAIによる未来予測で、最適な土壌環境へ導くためのデジタル農業プラットフォーム「NileBank」のトライアルキャンペーンを実施している。
同社は、農業現場における様々なデータを計測し、AI技術を活用した分析ソリューションの開発を進めており、2021年からは、ビニールハウスでの太陽熱消毒とピーマン栽培におけるデータ利活用の実証実験に取り組んでいる。
太陽熱消毒においては、センサーで地温を計測することで、消毒効果や期間の判断に役立つことが分かった。さらに、センサーで計測した地温・気温と、気象や土質データを組み合わせ、土壌環境の詳細な分析モデルの開発を進めており、AI技術で未来をシミュレーションすることにより、資材選定などの栽培計画に活かすことができる。また、様々な土壌パターンでシミュレーションすることが可能で、それぞれの状況に応じた肥沃な土づくりや環境負荷の軽減に貢献できるとみている。
センサーを設置し、地中10センチ毎の地温計測
センサーで計測した地温・気温などのデータは、ナイルワークスが展開するデジタル農業プラットフォーム「NileBank」に蓄積。農業における各種データをデジタル情報として一元管理できるサービスで、煩雑で手間のかかるアナログ管理から脱却し、クラウド上で必要な情報をスムーズに閲覧することができる。また、リアルタイムで、関係者と情報を共有でき、営農指導にも活用できる。
「NileBank」の技術を体感できる数量限定でのトライアルキャンペーンを実施中。導入を検討する際は、(電話)03-5577-3071または、問合せフォームへから。
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