栽培性と青果品質の高さが魅力 大玉スイカ「F1 あかつき」新発売 大和農園2022年7月26日
大和農園(奈良県天理市)は、異常な気候変動に適応した「栽培性の高さ」と、ブロックカットにも対応する青果としての品質の高さを実現した大玉スイカの新品種「F1あかつき」の種子を秋から発売する。
大玉スイカ「あかつき」
「あかつき」は、急激な気温の変化に対応する品種で、低温に鈍感でありながら耐暑性もあり、作り手を選ばない栽培性の高さが特長。着けたい位置に結実し摘果時の選果が容易で、着果肥大しやすい。また、栽培性の高さだけでなく、青果品質の高さも重要視して育種している。
量販店でのスイカ販売はカット売りが主流になり、サイコロ状にカットされたブロックカットスイカの需要も拡大する中、ブロックカットに対応するため、果肉のあらゆる部位で品質の統一感を実現。中心糖度12度でも、中心と皮際の糖度差が非常に少ない甘さの均一性がある。果肉は、種子部の軟化陥没を限りなく少なくし、皮際にもシャリ感がある。また、ウルミ状になりにくく黄帯が目立たず、皮際との境が鮮明な色の均一性を保ち、若取りでも酸味が少なく青臭さを感じない。
大玉スイカ「あかつき」種子の希望小売価格は、200粒入りで1万230円、8粒入りは550円。全国のJAや種苗店を通じて秋から発売。価格はいずれも税込。
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