国内フードテックで過去最高の総額40億円 大型資金調達を実施 スプレッド2022年8月3日
京都発の植物工場スタートアップの株式会社スプレッド(京都市下京区)は、シリーズAラウンドで、事業会社およびエンジェル投資家からの第三者割当増資により、総額40億円の資金調達を実施。国内フードテック業界の資金調達ラウンドで、一度に調達した金額としては過去最大となる。
人工光型の自動化植物工場
同社は、2007年から運営する「亀岡プラント」や、次世代型の自動化植物工場「テクノファームけいはんな」でレタス栽培をはじめ、その実績と経験を生かして開発した農薬を使わずに栽培する高品質ないちごの商品化や、代替肉の研究開発を推進。京都野菜の高い品質管理から生まれた栽培技術と最新のテクノロジーを組み合わせ、おいしさと安全性にこだわった食材を届けている。また、農業の未来を切り拓き、子どもたちが安心して暮らせる持続可能な社会の実現をめざしている。
今回の資金調達により、世界最大規模となる1日10トンのレタスを生産できる人工光型の自動化植物工場 テクノファーム袋井」に向けた新技術への開発投資をはじめ、環境にも配慮した栽培方法でつくられるサステナブル野菜「ベジタス」の販路を拡大。また、いちごや代替肉など新規事業の研究開発、海外事業開発への投資を行い、おいしくて安全なフードインフラの提供をめざす。
京都生まれのサステナブル野菜「ベジタス」
重要な記事
最新の記事
-
始まった「老人ホーム」の暮らし【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第333回2025年3月20日
-
米の価格 過去最高更新 60kg2万6485円 茨城産あきたこまち4万円超2025年3月19日
-
政府備蓄米 第2回入札3月26日から実施 農水省2025年3月19日
-
「国賊」と「下剋上」【小松泰信・地方の眼力】2025年3月19日
-
神奈川県横浜市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2025年3月19日
-
高山市、国見町、奈良市の歴史的風致維持向上計画(第2期、第3期)を認定 農水省など2025年3月19日
-
GI取得「高山きゅうり」など農畜産物・加工品7産品 農水省2025年3月19日
-
JAグループ宮城ICT搭載農機実演研修会を開催 JA全農みやぎ2025年3月19日
-
有機質肥料「エコべジP721」発売 JA全農岐阜がJAぎふ・片倉コープアグリと共同で商品化2025年3月19日
-
サキホコレで咲き誇れ!~「ハレの日」企画 イラストレーター「凪」さんデザイン「サキホコレ」米袋数量限定販売 JA全農あきた2025年3月19日
-
「新潟ハーフマラソン2025」開催!参加賞としてニッポンエールグミを提供 JA全農にいがた2025年3月19日
-
「にいがた酒の陣2025」で新潟米をPR JA全農にいがた2025年3月19日
-
栃木県産「とちあいか」果汁使用「ストロベリーホワイトモカ」新発売 JA全農2025年3月19日
-
廃棄野菜を動物園の餌に 農林中金の紹介で九州西濃運輸が参画 長崎バイオパークとJA島原雲仙2025年3月19日
-
農福連携がテーマの直売所「ベジポケット」4月1日にオープン JA横浜2025年3月19日
-
SEADS(シーズ)令和6年度修了式 JA鶴岡2025年3月19日
-
地元の麦でまえばしうどん 麦豚カレーはスパイシーで味わい深く JA前橋市2025年3月19日
-
管内の恵みをジャムに いちごとうめ JA水戸2025年3月19日
-
コシヒカリの魅力、磨き上げ 7つの基準に生産者の誇り JA福島さくら2025年3月19日
-
【次期酪肉近本文案】酪農拡大路線を転換 生乳目標732万トン据え置き2025年3月19日