農業用ハウス「G-Castle ProⅠ」できゅうりの"全面定植"実施 タカミヤの愛菜2022年8月24日
足場をはじめとする仮設機材を開発・製造・販売・レンタルする株式会社タカミヤのグループ会社で、農作物の生産、加工および販売を行うタカミヤの愛菜は8月20日、大型ハウスでの農作物の収量と品質の向上を目的とした実証栽培を行うための自社栽培施設として建設した「G-Castle ProⅠ」で、きゅうりの全面定植を実施した。
「G-Castle ProⅠ」できゅうりの全面定植を実施
タカミヤの愛菜は、2021年3月に発足した「羽生愛菜プロジェクト」で、ITやIoTの技術を取り入れ、きゅうりの収量を上げるための栽培方法や、良質なミニトマトやいちごを育てるための栽培システムの実証栽培を行っている。今回はその2期プロジェクトで初となる全面定植を8月20日に実施。きゅうり約7000本を作付面積約5200㎡に植え付けた。9月下旬頃に収穫し、10月頃には提供先に出荷を予定している。今後は、ミニトマトやいちごを8月下旬から定植を行う予定。
今回定植を行ったタカミヤが製造・販売する農業用ハウス「G-Castle ProⅠ」は、(一社)日本施設園芸協会が推奨する「日本型大型(1ha)標準モデル」 に準じ開発した新型ハウス。大型アーチと水平梁をトラス構造で補強することで、高軒高でありながらアーチピッチを極限まで広げ、高い採光率を確保している。大きな空間、高換気効率、高採光性を実現しながら 耐候性も高く、安心かつ高収量が期待できる。
自社栽培施設として建設した「G-Castle ProⅠ」
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