オーガニック茶の栽培方法 アフリカ農業支援のためTICAD8で講演 JAあおぞら2022年8月30日
輸出用茶葉を生産する鹿児島県のJAあおぞらは、8月30日に開かれるアフリカ開発会議(TICAD8)の公式サイドイベントで、アフリカの農業関係者に向けて、高付加価値農産物のオーガニック栽培を行う方法についてオンラインで講演する。
アフリカ諸国は農業従事者の人口比が大きい一方、小麦などの穀物は輸入に依存しているため、小規模農業や家族農業の生産性向上が食料安全保障上の課題となっている。8月28日に開催されたTICAD8でも農業分野の日本からのノウハウ支援が一つのテーマとなっていた。
鹿児島県志布志市のJAあおぞらは、国内有数の輸出用茶葉生産地を抱え、輸出に耐えうる茶葉の生産指導を行っている。輸出商品には様々な規制があり、規制をクリアするため農業者は様々な工夫を強いられおり、オーガニック化もその一つ。同JAでは、オーガニック農業はコスト増と生産性ダウンがつきものという現状を打破するため、太陽油化が開発した微生物植物活性剤「東京8」を使ってオーガニックな茶の栽培に取り組み、収穫量を飛躍的に高めた。
講演では、その実績をオンラインで発表し、アフリカの農業関係者に向けて高付加価値農産物のオーガニック栽培を行う方法を提案する。オンライン公式サイドイベントは、8月30日19時~21時開催。参加無料。
重要な記事
最新の記事
-
【JA部門】優秀賞 やりがいを感じる仕事で組合員対応力の強化 JAうつのみや TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月26日
-
令和6年「農作業安全ポスターデザインコンテスト」受賞作品を決定 農水省2024年11月26日
-
農水省「あふ食堂」など5省庁食堂で「ノウフク」特別メニュー提供2024年11月26日
-
鳥インフル 米オクラホマ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月26日
-
マークアップ上限kg292円に張り付いたSBS入札【熊野孝文・米マーケット情報】2024年11月26日
-
「りんご搾り粕」から段ボール「りんごジュース」出荷へ実用化 JAアオレン2024年11月26日
-
JAかみましきで第22回JA祭を開催 過去最多の来場2024年11月26日
-
鹿児島堀口製茶 DX通信に追加出資 地域農業の高度化と地域創生へ2024年11月26日
-
海の環境保全と国内水産業を応援 サンシャイン水族館で生産者と交流 パルシステム2024年11月26日
-
アグリビジネス創出フェア 農水省ブースに「レポサク」展示 エゾウィン2024年11月26日
-
2大会連続日本一の技術 坂元農場の高品質な牛肉づくりを紹介『畜産王国みやざき』2024年11月26日
-
「プレ節」発売10周年記念 無料配布イベント実施 マルト2024年11月26日
-
不健康な食生活がもたらす「隠れたコスト」年間8兆ドル FAO世界食料農業白書2024年11月26日
-
農業資材などお得に 2025年「先取り福袋」12月1日から予約開始 コメリ2024年11月26日
-
宅配システムトドックに「通販型乳がん検査キット」掲載 コープさっぽろ2024年11月26日
-
食品宅配サービスOisix「鈴鹿山麓育ち みんなにやさしいA2ヨーグルト」新発売2024年11月26日
-
需要好調で売上堅調 外食産業市場動向調査10月度 日本フードサービス協会2024年11月26日
-
気候変動緩和策 土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低い結果に2024年11月26日
-
雨風太陽 高橋代表が「新しい地方経済・生活環境創生会議」有識者構成員に就任2024年11月26日
-
サカタのタネ スペイン子会社がアルメリアで新本社の起工式を実施2024年11月26日