トルコギキョウ「Rosita3Pure White」国際園芸博覧会で最優秀賞 サカタのタネ2022年9月21日
サカタのタネは9月20日、オランダの切り花生産会社・FirmaJ.Beishuizenが出品した同社開発のトルコギキョウ「Rosita3 Pure White」(ロジータ3ピュアホワイト)が、「2022年アルメーレ国際園芸博覧会(フロリアード2022)」のトルコギキョウ部門でGoldenAward(金賞)を受賞したことを発表した。
中輪バラ咲きの主力品種「Rosita3 Pure White」
「フロリアード」は、10年に一度オランダで開かれる世界最大規模の花きと園芸の博覧会。今回、トルコギキョウ部門には合計37点が出品され、「Rosita3 Pure White」は最優秀賞にあたる金賞を受賞した。
「Rosita3 Pure White」は、同社が「バラと見まがうトルコギキョウ」を育種目標に開発した、中輪バラ咲き品種。現在、オランダを中心に栽培されており、切り花はヨーロッパなど多くの国に出荷されている。同品種は、特に23か月のサイクルで苗の定植から収穫までを行うオランダの周年栽培と相性がよく、高品質な切り花の必須条件である茎の硬さと十分な草丈がとれることから、同国の周年栽培において主力品種の一つとなっている。花色は純白で八重咲きでバラのような華やかな見た目と花持ちのよさから、長年高い評価を得ている。
同社はトルコギキョウが世界シェアの約70%を占めるトルコギキョウのリーディングカンパニー。生産や流通、消費のさまざまな場面でメリットのある画期的な品種の研究開発に取り組んでいる。
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