アシストスーツ企業4社が合同 出張体験会を開催2022年9月22日
パッシブ型アシストスーツを手がける、アルケリス(神奈川県横浜市)、イノフィス(東京都新宿区)加地(島根県仁多郡奥出雲町)、ダイドー(大阪府河内長野市)の4社は、アシストスーツ普及のため、様々なタイプのアシストスーツを試せる体験会をパッケージ化した。要望に応じてアシストスーツの体験会を全国で開催する。
アシストスーツは、人が装着し動作補助を行う製品の総称。機械化や自動化の一方で、環境面や予算面の制約があり対策を講じられない、人の判断力や細やかな動きを必要とする現場があるなど、人にアプローチした手法が有効であるケースも多くあり、導入ニーズが高まっている。
高齢化や人手不足の問題が深刻化してきた、2019年ごろから、多くの企業がアシストスーツ事業に参入したが、市場予測ほどは普及が進んでいない。その理由として、様々な種類が市場に投入されており、自社の課題に合致したアシストスーツが見つけられないことや、体験できる場所がないこと。また、1社1社デモンストレーションの場を持つように交渉するのは、時間と手間がかかるなどの理由が挙げられる。
そこで、気軽にアシストスーツを試す機会を持てるよう4社が一致し、企業間の垣根を超えた出張体験に取り組む。開催場所は、全国の商工会・商工会議所や、業界団体を想定。「アシストスーツが業務改善に有効と聞いたことはあるが、実際にどんなものか分からない」など感じている企業の経営者や、各現場の管理監督者、実際に現場業務に従事する人に向けて実施する。
◎募集要項
対象:業界団体や組合等、概ね5社以上の参加が見込まれる団体
<プログラム>
(1)アシストスーツ活用のポイントレクチャー 20分
(2)アシストスーツ各社のプレゼン 20分
(3)体験会(展示会のようにブースで関心のあるアシストスーツの装着体験) 30分~60分
合計所要時間:1時間~1.5時間
<費用・条件>
・原則開催費用はなし。
※東京都および大阪府から片道200km以上を目安としたエリアでは交通費の協力を。
・会場は無償で提供を。(60㎡程度の会議室が必要)
・概ね10人(社)以上が集まることが見込まれる会での設定を。
<開催期限>
12月26日まで
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