土壌診断・生育診断を通じた施肥設計に アプリ提供とLINE無料相談窓口を開設 サグリ2022年9月22日
サグリは9月20日、農林水産省の肥料価格高騰対策事業において、「衛星データを活用した土壌診断・生育診断による施肥設計」が化学肥料低減の取り組みにつながるとして承認され、営農支援アプリ「sagri」の提供を開始。また、LINE無料相談窓口を開設した。
2021年から化学肥料の値上がりが続き、2月にウクライナ侵攻が始まると、日本で使われるカリウム(塩化カリ)の約25%はロシア、ベラルーシからの輸入となっているため、両国への経済制裁によりさらなる値上がりが起きている。
そんな中、肥料価格高騰対策事業費補助金が7月29日に閣議決定され、前年度から増加した肥料費の7割が交付されることとなったが、申請には化学肥料低減に向けた取り組みを2つ以上取り組む必要がある。
実証には時間や手間がかかるが、同社が提供する営農支援アプリ「sagri」を活用することで「土壌診断による施肥設計」と「生育診断による施肥設計」を満たすことができ、申請に必要な化学肥料低減の取組を容易に行うことが可能。また、Sagriのアプリの活用をする上で、LINEによる無料相談も受け付けている。
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