小野伸二選手を称え 赤いLAユリの新品種に「Shinji Ono」と命名2022年10月31日
世界最大のユリ育種会社でオランダのフレッターデンハーン社が作出したLAユリの新品種が、プロサッカー選手 小野伸二選手を称えて「Shinji Ono」と命名された。駐日オランダ王国大使館公邸で10月28日に、日蘭の花卉関係者が集まる中、「ユリ新品種命名式」が開かれた。
命名式では、駐日オランダ王国特命全権大使のペーター・ファン・デル・フリート氏が、オランダのサッカークラブチーム フェイエノールトに4年半所属し、現在はJリーグの北海道コンサドーレ札幌で活躍している小野伸二選手を称え、「Shinji Ono」と名付けられたLAユリの新品種を発表した。
LAユリは、ロンギフローラム系(L)とアジアティック(A)との交配種。「イースター・リリー」として知られるトランペット状のエレガントで香りの高い強靭な花と切り花としての持ちが良いロンギフローラム系(L)と、色彩豊かな暖かな色味と直立した萼を持つアジアティック系(A)の特徴を受け継いでいる。
LAユリ「Shinji Ono」
「Shinji Ono」は、明るく暖かみのある赤い色のLAユリの新品種。小野選手は、ビデオを通じて「プロサッカー選手として歩みだした浦和レッズ、そして現所属の北海道コンサドーレ札幌、オランダで所属していたフェイエノールト、ともにチームカラーが赤色。僕にとって縁が深い色をしたユリが、『Shinji Ono』と命名されたことは、とても嬉しい。このユリが、世界中の人々に愛してもらえる花になる様に、自分もサッカーの楽しさを伝えられる選手を目指してこれからも頑張って行きたい」とメッセージを送った。
「Shinji Ono」は、2023年にオランダ国内で球根の栽培が始まり、2024年2月に球根が日本に輸入され、3月に切り花生産が開始。5月に切り花として市場出荷を予定している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日