売上高は1.6%増 2022年12月期第3四半期決算短信 井関農機2022年11月21日
井関農機株式会社は、2022年12月期第3四半期の決算短信(2022年1月1日~2022年9月30日)を発表した。
売上高は1253億9400万円で前年同期比1.6%増、営業利益は31億6000万円で前年同期比45.7%減、経常利益は38億8200万円で前年同期比40.4%減、親会社株主に帰属する同第3四半期純利益は34億8200万円で前年同期比27.2%となった。各地域で価格改定を実施したものの、原材料価格高騰による影響を全てカバーすることができず収益を圧迫したことと、販管費の増加が影響している。
国内の売上状況については、整地用機械(トラクタ、耕うん機など)が181億5100万円で前年同期比3.6%減、栽培用機械(田植機、野菜移植機)が65億3000万円で前年同期比10.2%減、収穫調製用機械(コンバインなど)が114億4300万円で前年同期比2.5%減、作業機・補修用部品・修理収入が316億3500万円で前年同期比7.8%減、その他農業関連が173億3800万円で前年同期比7.8%減となった。サプライチェーン混乱による生産の遅延や米価の低迷・資材価格高騰による購買意欲の減退に加え、前期にあった経営継続補助金の反動が原因。作業機についても、補助金の反動が影響した。
海外の売上状況については、整地用機械(トラクタ、芝刈り機など)が304億6500万円で前年同期比26.3%増、栽培用機械(田植機など)が12億5200万円で前年同期比31.7%減、収穫調製用機械(コンバインなど)が18億2900万円で前年同期比20.7%減、作業機・補修用部品・修理収入が33億5100万円で前年同期比23.5%増、その他農業関連が33億9600万円で前年同期比127.9%増となった。北米はコンパクトトラクタ市場が調整局面に入るも出荷が続伸した。欧州はコンシューマー向けを中心に販売が伸び、景観整備向け需要の回復に伴いプロ向けの販売も増加した。また、Iseki-Maschinen GmbHの連結子会社化による増加も影響した。アジアは韓国向けは増加したものの、中国向け半製品の出荷減少などにより売上減少となった。
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