2022年野菜の総括「野菜の摂取意欲」さらに高まる タキイ種苗2022年12月9日
タキイ種苗は11月4日~7日、男女400人を対象に「野菜」に関するインターネット調査を行い、今年ならではの野菜の世相を明らかにする「2022年の野菜の総括」として発表。4月の行動制限緩和後も慎重な生活で「外出」「外食」を減らし、「おうち時間」の活用で「自炊」を増やした人が多かった。また、食べる機会の多い野菜は1位 「たまねぎ」 、2位 「キャベツ」は4年連続で上位を占め、野菜の値段が高かったと感じた人の割合は、過去最高を記録した。
同調査によると、「2022年に食べる機会が多かった野菜」は、「たまねぎ」(62.0%)が4年連続の1位。「キャベツ」(59.5%)も4年連続で2位となり、トップ2の人気が継続した。一方、昨年は5位以下となった「きゅうり」(49.5%)と「トマト」(48.0%)が5位以内に復活。代わって「もやし」(45.8%)がランクダウンした
「今年は野菜の値段が高かった」と感じた人の割合は過去最高に。特に高いと感じたのが「たまねぎ」「トマト」「キャベツ」で、高くても買う野菜の上位にも入っている。「たまねぎ」は価格の高騰からか、購入量が減った野菜でも1位だった。また、「スーパーで見て安いものを買っている」「もやしなど比較的安価な野菜で補足・代替している」「料理に必要な最低限の野菜のみ買っている」が不動のトップ3。一方、「工夫は特にしていない」が20%を超え過去最高になった。
一方、4月以降に行動制限が緩和されても、一段と慎重な行動を続ける傾向が見られた。「外食の頻度」「外出の頻度」「運動する機会」は増えた人より、むしろ減った人の方が多い。反面「自炊の頻度」「自宅で過ごす時間」「テイクアウト・出前での食事の機会」は増えた人が上回った。報道でよくみられる「3年ぶりの行動制限のない〇〇」とは逆の印象となった。
約6割が自分や家族がほぼ毎日料理している「内食派」
中食や外食を採り入れながらも自炊しているのは9割に達しており、行動制限が緩和された今も自炊頻度はさらに増加傾向にある。そんな内食派が知りたい野菜の情報は「保存のしかた」がトップ。せっかく買った高い野菜を無駄にしたくない気持ちが表れている。
重要な記事
最新の記事
-
JA共済連が新3カ年計画 協同の力で組合員・利用者との関係強化へ 令和7年度は新展開のスタートに2025年3月18日
-
備蓄米 政策効果なければ追加放出 江藤農相2025年3月18日
-
備蓄米放出でも消えぬ不足感(下) 米不足の恐れ、昨年より早く 「需給見通し」外れる背景は2025年3月18日
-
10月限がストップ安になったコメ先物市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年3月18日
-
風味豊かな落花生 たばこの輪作で栽培広がる JAはだの2025年3月18日
-
信州・中野はきのこ王国 トップクラスの生産量と品質誇る JA中野市2025年3月18日
-
出荷できないリンゴ活用 濃厚な甘さととろける口どけ JAながの2025年3月18日
-
鈴生と津田物産がJ-クレジット活用で協業 "温室効果ガス実質ゼロ"米づくりを拡大へ 農林中金がマッチング2025年3月18日
-
経営を可視化し事業拡大やJAとの関係も強化 担い手コンサルコンペティション 農林中金2025年3月18日
-
陸上養殖「おかそだちサーモン」販売店舗を一部変更 コープデリ2025年3月18日
-
栃木県に「コメリハード&グリーン岩舟店」3月29日に新規開店2025年3月18日
-
山形県南エリアに「農機具王 山形上山店」4月1日オープン2025年3月18日
-
埼玉県 3年連続で「プレミアムいちご県」に認定 日本野菜ソムリエ協会2025年3月18日
-
健康診断・血管年齢が気になる人へ「血管サポートヨーグルト」新発売 協同乳業2025年3月18日
-
TNFD事務局が日本担当設置し栗野佳子氏が着任 TNFD日本協議会2025年3月18日
-
三井化学グループ、インドにコーティングテクニカルセンターを設立2025年3月18日
-
【人事異動】エス・ディー・エス バイオテック(4月1日付)2025年3月18日
-
米粉のグミ「もちきゅあ」和グミとしてリニューアル発売 三幸製菓2025年3月18日
-
農泊総合情報プラットフォーム「FARM STAY Japan」公開 日本ファームステイ協会2025年3月18日
-
鳥インフル ネブラスカ州、メイン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月18日