ユーグレナの「次世代バイオ燃料」使用トラクター 東京都で活用開始2022年12月23日
ユーグレナは12月22日、東京都と締結した「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」に基づき、同社が製造・販売する次世代バイオ燃料「サステオ」を使用するヤンマーアグリの農業機械(トラクター)の活用が、東京都農林総合研究センター内ほ場(立川市藤見町)で開始することを発表した。
東京都農林総合研究センター内圃場
東京都は、都民・事業者等への働きかけを通じ、電力のHTT(H:減らす・T:創る・T:蓄める)の推進とゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めている。取り組みの一環として、ユーグレナと東京都は、10月31日付で、環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的とした「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」を締結。これに基づき、東京都農林水産振興財団にて、ヤンマーアグリから提供された農業機械(トラクター)に「サステオ」が使われる。
「サステオ」は、バイオマス(生物資源)を原料とし、農業機械(トラクター)のエンジンに対して内燃機関を変更することなく使える次世代バイオディーゼル燃料。燃料を使用する際の燃焼段階ではCO2(二酸化炭素)を排出するが、原料のバイオマスが成長過程で光合成する際にCO2を吸収。そのため、燃料を使った際に発生するCO2の排出量が、実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日