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自社開発の「土壌改良材」「汚泥肥料」販売開始 ヤマガタデザインアグリ2023年3月20日

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地域の有機物を活用した農業生産や販売に取り組むヤマガタデザインアグリ(山形県鶴岡市)は、自社で初めて開発した農業用資材として、土壌改良材「YFFプレミアム1号」と汚泥肥料「ウルトラ・エックス YP」を販売開始。化成肥料が高騰する中でコストを削減しながら、環境にも優しい資材を提供する。

自社開発の「土壌改良材」「汚泥肥料」販売開始 ヤマガタデザインアグリ

土壌改良材(土壌改良資材入り指定混合肥料)の「YFFプレミアム1号」は、県内のきのこ廃菌床をベースとして2022年に連携協定を締結し、資材開発で連携するバイオシードテクノロジーズ株式会社(BST)の菌根菌(マイコス)と二価鉄(アイアンケイDUO)などを配合。土壌の団粒化を促進しながら、病害が発生しづらい土壌環境作りに役立ち、野菜果樹全般の栽培に活用できる。

また、汚泥肥料の「ウルトラ・エックス YP(登録番号:生第107883号)」は、BSTが開発した粉状の汚泥肥料を施肥しやすいペレット状に改良し、様々な作物の栽培に使いやすくしたもの。国内資源を由来としているため、海外資源由来の化成肥料と比べて価格安定性が高い。また、C/N比が4.6と低く、生育初期から肥効がでるため、化成肥料から切り替えは容易。汚泥肥料の課題である匂いや重金属の課題もクリアしている。

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