観葉植物を捨てずに堆肥化 リサイクルサービス開始 REN2023年4月21日
東京生花株式会社が運営する観葉植物専門店「REN」は4月20日、「植物のグリーフケア」として様々な事情から枯死してしまった植物を土に還し、産地へ循環するリサイクルサービスを開始した。
同店は、植物ケアを行う、「RENプランツケア」サービスの展開後、植物が家族同然に扱われている機会に触れる一方、大切に育てていた植物が枯死してしまうケースや様々な事情から扱いきれなくなってしまうケースで、植物を簡単に廃棄処理できないという課題を目にしてきた。
近年、廃棄される残渣などを資源として再活用し、循環を目指す持続可能な農業生産者意識の高まりを受け、堆肥化テストを開始。完成した堆肥は、沖縄県の観葉植物生産者に使われるほか、REN店舗で取り扱う植物の土にも使い、循環を促進、有効活用する。
リサイクルにおいては、利用者から預かった植物は天日干しで約1か月乾燥させ、専用粉砕機にかけられる。自家製腐植へ埋め、微生物の働きによって約6か月かけて発酵期間を経て分解された堆肥は、「RENリボーンソイル」として、新たな植物が育つ土壌改良材として役立られる。
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