持続可能な農と食へ プランティオと事業連携 アサヒ農園2023年4月26日
種苗会社の枠を超えた事業に取り組むアサヒ農園(愛知県稲沢市)は、農と食の営みをSXした次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」を展開するプランティオ(東京都渋谷区)とアーバンファーミングにおけるビジネスパートナーとして事業連携を開始する。
アサヒ農園は創業以来140年、野菜を中心とした品種改良や種の生産、種の流通を手がけ、近年は植物のあるライフスタイル提案や家庭菜園ユーザーと消費者を繋ぐ仕組みづくりなど、種苗会社の枠を超えた事業に取り組んでいる。
今回の事業連携により、プランティオが展開するアーバンファーミング事業全般で種を供給する。また、種採りのノウハウ提供など種に関する包括的なパートナーとして活動し、種苗会社そのものの知名度向上を図る。プランティオが運営するアーバンファームでは、野菜遺産プロジェクトの理念などをアピールすることで、同プロジェクトを社会的意義のあるものとしていく。
また、プランティオの次世代型アグリテインメントプラットフォーム「grow」が開発する野菜栽培ナビゲーションシステムに、アサヒ農園が持つプロの「種を採る方法」をインストールし、ナビゲーションを最適化。オンラインとオフラインでgrowユーザーへアサヒ農園の持つ種採りノウハウを提供する。
事業連携の背景
さらに、プランティオが運営するシェアリングIoT農園「grow FIELD」にアサヒ農園が持つ固定種、在来種の種の供給することで、growのシステムの進化、growプラットフォームメンバーがより「楽しく」アーバンファーミング(都市農)を実践してもらえる環境作りを目指す。
両者は、楽しくアーバンファーミング(都市農)をすることで、「自給率の向上」や「固定種の保存」につながる世界をめざしており、楽しいからこそ持続可能な「アーバンファーミングを楽しんで社会をよくする」ことが当たり前の世の中に向けて協力していく。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 可能な限り早期に供給 JA全農2025年3月17日
-
備蓄米放出でも消えぬ不足感(上) 農水省「消えた米」説に3つの疑問 実は元からなかった?2025年3月17日
-
園芸用殺虫剤「フィールドマスト フロアブル」販売開始 JA全農2025年3月17日
-
産地を応援「メイトー×ニッポンエール フルーツソルベ瀬戸内広島レモン」発売 JA全農2025年3月17日
-
カーリング女子日本代表チームを「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年3月17日
-
選りすぐりのさせぼ温習みかんで果汁100%ジュース コクと甘み、余すところなく JAながさき西海2025年3月17日
-
雪のような白さと深い味わい 自慢のにんにく使った2品 JA十和田おいらせ2025年3月17日
-
香ばしい薫りと広がる梨の甘み 伝統の梨が職人の技でみるくまんじゅうに JAセレサ川崎2025年3月17日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月17日
-
JA共済連 全国本部組織機構を改編2025年3月17日
-
円建劣後ローンによる調達を実施 JA共済連2025年3月17日
-
親子で学ぶ通学路の交通安全 「てぃ先生」とコラボの啓発動画を公開 JA共済連2025年3月17日
-
JA帯広かわにし「十勝川西長いもとろろ」など宇宙日本食5品目がISSに搭載2025年3月17日
-
【今川直人・農協の核心】農産物需給見通しが示す農協の方向(1)2025年3月17日
-
短時間の冠水で出芽率が低下 ダイズ種子の特徴を明らかに 農研機構2025年3月17日
-
甘い味がする新規の香気成分を発見 甘さを感じる仕組みを解明 農研機構2025年3月17日
-
林業用安全装備品の購入費用助成 2025年度を募集 農林中金2025年3月17日
-
「上を向いて、笑おう。御堂筋天国~旬のたよりマルシェ~」開催 農林中金、三井不動産、御堂筋まちづくりネットワーク2025年3月17日
-
投資家向け農業事業「ノーサ」新プラン「しいたけ栽培オーナー」募集開始 クールコネクト2025年3月17日
-
大分県に初のコメリパワー「三重店」29日に新規開店2025年3月17日