「ため池管理システム」 鳥取県4市町25か所に導入 4月から運用開始 Braveridge2023年5月24日
株式会社Braveridgeは5月23日、鳥取県に採用された同社の「ため池管理システム」が、同県下4市町25か所に設置され、4月から運用が始まったことを発表した。
ため池管理システム 概要
鳥取県は、決壊により下流住民等に影響を及ぼす危険のある防災重点農業用ため池を対象に、異常気象時等の遠隔監視による安全確保及び避難体制強化を図るため、「鳥取県ため池監視システム導入推進事業」を推進。2022年度から2024年度まで、遠隔でため池の情報が得られる監視カメラや水位センサーの集中的な設置に取り組んでいる。この防災重点農業用ため、池に設置する監視カメラ・水位計等の監視装置として、Braveridgeの「ため池管理システム」が採用された。
2022年度は、鳥取市3か所、湯梨浜町3か所、北栄町13か所、伯耆町6か所の計25か所にシステム設置を完了。4月1日からシステム運用を開始している。同システムの活用により今後、異常気象時の迅速な避難実施や各地域の防災体制構築が期待される。
同社が得意とする低消費電力無線通信技術を活用、電池駆動で全ての機器を無線化し、外部電源や配線工事を不要とした、設置性の高い「ため池管理システム」。水位センサーやオプションのカメラなどの機器の追加、各機器への電源ユニットの変更・追加など簡単にカスタマイズできる。
鳥取県に設置した機器の構成
今回、鳥取県に設置したシステムは、「ため池管理システム」標準仕様の「ソーラーパネル一体型ルーター」と「Bluetooth(R)水位センサー」のセットに以下を追加している。
・オプション「Bluetooth(R)カメラ」追加
・Bluetooth(R)カメラの電源ユニットを標準の「拡張バッテリー(小)」からオプションの「拡張バッテリー(大)」に変更、Bluetooth(R)水位センサーにオプション「拡張バッテリー(小)」を追加、これにより両機器ともに5年間電池交換不要
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日