「みどりの普及推進活動」で環境大臣表彰を受賞 コメリ2023年6月8日
ホームセンターの「コメリパワー」や「コメリハード&グリーン」を通し、地元のプロを応援する株式会社コメリ(新潟市)は、緑化活動や農業支援など社会貢献活動の一環として取り組む(公財)コメリ緑育成財団の活動が評価され、環境省の令和5年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞した。
同社は1999年から、全国のコメリ店舗近隣の幼稚園や保育園、小中学校等を対象に、花苗・プランター・土等を提供している。環境大臣表彰では、同社従業員が苗の植え方や育て方を子どもたちに教えながら、緑を大切に育てるという経験や、必要な技術を提供する「コメリ緑資金ボランティア」活動の実施を通じて、みどりの普及等推進活動に尽力している点が評価された。
コメリは株式上場に伴い本社を新潟市へ移転する際、地元への恩返しとして創業地の三条市にある名刹・法華宗総本山本成寺で地元産業界と協力して荒廃していた庭園を復元した。この事業をきっかけに同社は1990年、利益の約1%相当を出店地域に還元する「コメリ緑(みどり)資金の会」を設立した。
地域への恩返しとして始めた事業は1996年「財団法人 緑育成財団」へ引き継がれ、2012年にはより多くの人々の利益増進に寄与するために公益性の高い「公益財団法人コメリ緑育成財団」となった。同財団はコメリ緑資金から出資を受け、出店地域の自然環境保全活動や緑化植栽活動の支援、農業分野の教育啓蒙活動を続けている。
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