イスラエル・レホボト市に新支店開設 グローバル体制を強化 サカタのタネ2023年6月9日
サカタのタネは、グローバル戦略の一環として、イスラエルのレホボト市に支店を開設し、6月4日に業務を開始した。
支店の名称は「株式会社サカタのタネイスラエル支店/SakataSeedCorporationIsraeliBranchOffice」。イスラエルにおける最先端の農園芸業関連技術、中東地域の育種や営業状況など幅広く情報収集を行う。
イスラエルには、農園芸業関連の革新的な技術を生み出すスタートアップ企業や大学、研究機関が多く、その技術力は世界でも評価が高い。育種技術の開発でも世界をリードする企業が多く、種苗業界で注目を集めている。
同社グループは日本を含む世界12か国に19か所の研究拠点を持ち、グローバルな研究体制を敷いている。世界各地のさまざまな気候の土地で育種素材の収集や研究農場での品種開発などを手がけているが、イスラエルに支店を置くことで、最先端技術の情報収集とそれに伴う育種技術の開発などを活発化させる。
中東での同社グループの拠点開設は、サカタ中東オフィス(ヨルダン)、サカタ・ターキー(トルコ)、マカベット社(ヨルダン)に続く4か所目。今回の支店開設により、中東地域での研究活動を充実させるとともに、同社の海外拠点との連携を深め、グローバル体制のさらなる強化を図る。
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