Chat GPT活用 農業に特化しLINEでAIチャット「IPPUKU」開始2023年6月26日
デジタルサービスの展開と企業のDXを推進する株式会社cv digital(福島県郡山市)は、ChatGPTのAPIを活用して農業分野の悩みを解決するLINE bot「IPPUKU(イップク)」を開発。農業分野に特化して応答の精度を高めたAIチャットのサービスで、6月23日から提供を始めた。
IPPUKUは、農業の初心者や新規就農者、事業拡大を目指すプロ農家など、農業に関する悩みを持つ人を対象に開発。「日々疑問点は出てくるが、そんなことまで聞いていいのか」「相談相手に気が引ける」という時に、気軽にLINEで相談ができる。
悩みを大きく「生産」「販売」「経営」「業務効率化」のカテゴリーに分けており、ChatGPTの回答の精度を高める工夫をしている。利用の際は、①LINEで「友だち追加」、②トーク画面を開き、「カテゴリーとメニュー」からお悩みのカテゴリーを選んで、メッセージを送信する。より具体的に聞くことでさらに精度の高い回答が得られる。
プランは3種類。「無料お試しプラン」は、月2回まで農業に関する疑問を何でも答える。「BASICプラン」(月額980円・税別)は、「生産」カテゴリーに関する内容を無制限に質問できるプラン。土づくり・肥料、栽培・飼育・農機具・資材・種苗など生産に関する疑問に答える。また、「PREMIUMプラン」(月額1980円・税別)は、全カテゴリーの内容を無制限に質問できるプラン。何でも聞ける自分だけの相談役として、販売を行う農家や業務効率化や事業拡大を目指す人にもおすすめ。生産(土づくり・肥料、栽培・飼育・農機具・資材・種苗)に加え、販売(ブランディング・デザイン、加工・6次化、販売・販路開拓)、経営(農業簿記、資金調達、補助金、雇用・求人)、業務効率化(スマート農業、IT・システム)に関する疑問に答える。
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