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「ベルトゥーザ・スペクトラ」がFOOMAアワード最優秀賞 ナッツ類の品質・生産性向上に貢献 サタケ2023年6月29日

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株式会社サタケは、同社の光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」が、一般社団法人日本食品機械工業会が主催する展示会「FOOMA JAPAN 2023」でFOOMAアワード最優秀賞を受賞したことを発表した。

表彰を受ける友保義正常務取締役(右)表彰を受ける友保義正常務取締役(右)

FOOMAアワードは、食品機械の技術研究開発の促進およびそれら技術の普及を図るために、優秀な機械を広く業界に周知させる目的で2022年に創設された賞。2回目である今年は41件の応募があり、サタケのエックス線搭載光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」が、アーモンドなどナッツ業界への貢献が認められ、最優秀賞を受賞した。

光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」

「ベルトゥーザ・スペクトラ」は、原料から異物や着色などの不良品を選別・除去する機械で、2021年1月20日に発売された。近赤外線からエックス線領域までの広域波長帯の情報を用いて、従来では難しかった不良品を選別できる。「MIX感度」と呼ぶ独自の画像処理技術で色の近い不良品、人工知能(AI)とエックス線を駆使して虫食いなどの不良品を的確に選別する。「ベルトゥーザ・スペクトラ」は、需要の高いアーモンドなどのナッツ業界を中心に導入が進んでいるという。

授賞式にはサタケの友保義正常務取締役が出席し、日本食品機械工業会の大川原行雄会長より盾とトロフィーを受け取った。同取締役は、「栄誉ある賞をいただき、大変嬉しく思います。発売以来、アメリカやオーストラリアなどに加え日本国内でも販売が好調です。広範な使い方ができるのが大きな特長であり、引き続きナッツ業界への普及拡大を目指すと共に、国内外の他の業界へも積極的に販促活動を行い、製品の品質や生産性の向上に寄与していきたいと考えています。」とコメントしている。

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