最大対応傾斜角度45度のラジコン草刈機「YW500RC」販売開始 ヤンマーアグリ2023年6月30日
ヤンマーアグリは7月1日、45度までの急な斜面や足場の悪い場所でも離れた場所から作業できるラジコン草刈機「YW500RC」を発売。2023年度は台数限定のモニター販売となる。
ラジコン草刈機「YW500RC」
草刈最盛期である夏場、暑い中の草刈作業は、労力面、安全面において農家の大きな負担。特に急斜面での作業は危険が伴うことから、安全作業が課題となっている。
新発売の「YW500RC」は、安全作業に配慮した機能を搭載し、送信機による遠隔操作で草刈作業ができる小型クラスのラジコン草刈機。2サイクル80ccガソリンエンジンを搭載し、刈取部はエンジン駆動、走行部はモータ駆動のハイブリッド式を採用した。走行部にはクローラを装備し、最大45度までの急斜面で作業が可能。作業中に大きく負荷がかかった場合は「快速制御」により、自動的に車速を落とし、負荷が小さくなると元の速度まで復帰する。
送信機側で各種操作可能で、オペレータは本機から離れたところから草刈作業をコントロール。「最高速度設定ダイヤル」は、ほ場や作業者の条件に合わせて最高速度をつまみ一つで調整できる。傾斜地で使う際は、「直進調整ダイヤル」を回すことで、左右のクローラの回転数を調整し、直進をアシスト。また、刈高さを調整する際は機体に近づくことなく、送信機で低・中・高の3段 階(作業後草丈30~80mm)に調整できる。
さらに、送信機画面に機体の前後左右方向の角度が表示されるため、手元の送信機で斜面角度を確認しながら作業が可能。左右傾斜角は、45度・40度・30度の3段階で警報が設定でき、設定以上の角度になると、機体が一旦停止。警告ランプ・ブザーで知らせるため、傾斜角度を気にすることなく作業に集中できる。
「快速制御」イメージ
機体にはボンネット一体型のガードパイプを装備し、万一転倒した場合でも主要部を破損から守る。また、機体側には旋回と前後進ができる「緊急走行レバー」を装備。送信機が手元にない場合でも、機体を直接操作し、その場から移動できる。メーカー希望小売価格は、162万8000円(税込)。
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