新潟県 農家の運搬作業を電動化「らくらく運搬体験会」コメリで開催 CuboRex2023年7月18日
CuboRexは7月20日~22日、農業従事者の高齢率が平場で72.2%、山間地で80.8%を超える新潟県の農家に向けて、運搬労力を削減するねこ車電動化キット「E-Cat kit」による「らくらく運搬体験会」をコメリパワー河渡店で開催する。
「E-Cat Kit」は、農家などが利用する手押し一輪車を電動化できるキットで、和歌山県を中心に2020年10月1日から正式販売を開始。累計販売台数は1000台を超え、和歌山県のみかん農家を中心に全国の農業や建設業において、飼料や収穫物、荷物の運搬で利用を拡大している。2022年に埼玉県横瀬町で行った実証実験では、運搬労力が1/3になるという結果が実証された。
新潟県の調査によると、令和2年の新潟県内の総農家数における65歳以上の農業従事者は、 平場で72.2%、中山間地域では80.8%と、全国平均69.6% を上回っている。同社は、作業の中でも特に労力がかかる運搬に関して、新潟県内の農業従事者にねこ車による運搬の電動化を体験してもらう。
体験会では、電動化キットを取り付けたねこ車(一輪車)を用いて、重量物を乗せた状態で障害物や坂道を備えた特設ブースで電動化をした時としていない時の運搬労力の差を体験できる。「E-Cat kit」は、対荷重100kg、登坂角度20~30度まで対応。また、今夏発売予定の最新モデル「E-cat kit2」も用意している。体験は無料。
最新モデル「E-cat kit2」特徴
◎体験会開催店舗・日時
店舗:コメリパワー河渡店(新潟市東区)
開催日:7月20日、21日、22日
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日