売上高は6.5%増 2023年12月期第2四半期決算短信 井関農機2023年8月28日
井関農機株式会社は、2023年12月期第2四半期の決算短信(2023年1月1日~2023年6月30日)を発表した。
売上高は923億9200万円で前年同期比6.5%増となった。営業利益は27億4100万円で前年同期比6.8%増、経常利益は30億300万円で前年同期比9.8%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億3900万円で前年同期比24.8%減となった。
国内については、農機製品の価格改定実施による4月以降の反動減や一部生産遅延により減少となった一方で、補修用部品および修理整備等のメンテナンス収入や施設工事が伸長したことより、国内全体では売上が増加した。商品別における売上状況については、整地用機械(トラクタ、耕うん機など)は129億3100万円で前年同期比10.2%減、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は51億1700万円で前年同期比7.7%減、収穫調製用機械(コンバインなど)は57億7500万円で前年同期比6.7%増、作業機・補修用部品・修理収入は214億6000万円で前年同期比2.0%増となった。その他農業関連(施設工事など)の売上高は129億8900万円で前年同期比16.4%増となった。
海外については、北米ではコンパクトトラクタ市場の調整局面が継続し減少、欧州では値上げ後も小売店の需要が堅調に推移したことに加え、前年下期よりIseki-Maschinen GmbHを連結子会社化したこともあり、増加となった。アジアでは前年同期にあった韓国での排出ガス規制による出荷前寄せの剥落により減少となったが、海外全体では売上高は増加した。商品別における売上状況については、整地用機械(トラクタ、芝刈機など)は246億8900万円で前年同期比14.4%増、栽培用機械(田植機など)は14億6200万円で前年同期比18.9%増、収穫調製用機械(コンバインなど)は2億3500万円で前年同期比87.2%減、作業機・補修用部品・修理収入は35億6200万円で前年同期比62.6%増となった。その他農業関連の売上高は41億6500万円で前年同期比77.7%増となった。
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