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【みどり戦略】再生紙マルチ田植機とペースト施肥田植機の普及・拡大 三菱マヒンドラ農機2023年9月19日

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三菱マヒンドラ農機(島根県松江市)は、農水省より「みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画」として、昨年11月に認定され、実現に向けて取り組んでいる。

再生紙マルチ田植機とペースト施肥田植機再生紙マルチ田植機とペースト施肥田植機

同社の再生紙マルチ田植機は、田植え後1ヵ月の除草剤を不要とし、有機農業等の推進に寄与する。また、ペースト施肥田植機は、高精度な側条施肥を行うため、慣行農業と比べ、化学肥料を3割削減し、被覆肥料を使わないことでプラスチック資材の排出抑制にも大きく寄与する。いずれの機種もみどり投資促進税制の適用を受け、みどり戦略と絡めたホームページの作成や全国の販売店への情報発信などを行っている。

計画の実施期間は、2022(令和4)11月から2027(令和9)年3月。今春は、各県で対象機械を使った田植え作業の動画をホームページで紹介するなどのPR効果が奏功したのか、田植機の売上増に寄与したもよう。来春用には、ペースト施肥田植機の成果(作柄・収量状況)を全国50ヵ所以上のほ場で検証している。

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