「スマート農業安全DXシステム」リリース テレネット×プラムシステム2023年10月4日
テレネットとプラムシステムは、協業して開発した 「スマート林業安全DXシステム」を応用し、農耕トラクター事故などを検出し通報する「スマート農業安全DXシステム」をリリースした。
サービス画面イメージ
農林水産省が発表した令和2年に発生した農作業死亡事故の概要によると、農作業事故を要因別にみると「乗用型トラクター」による事故が最も多く、81人で農作業死亡事故全体の30.0%。次いで「歩行型トラクター」が26人(9.6%)、「農用運搬車(軽トラックを含む)」が15人(5.6%)と、3機種で農作業死亡事故全体の45.2%を占めている。
このほどリリースした「スマート農業安全DXシステム」は、テレネットが開発したデュアルSIM対応無線機「ハザードトーク」に、プラムシステムが開発した安全機能搭載した「スマート林業安全DXシステム」を利用。専用端末とサーバー(クラウド)とで構成され、トラクター車両のオペレーターが所持する専用端末が強い衝撃や回転(転覆)を検知した場合、自動的にサーバーへSOSを送信し、救助を求めることができる。
農耕トラクター事故発生時イメージ
送信される内容は、端末情報「端末番号、SOS、日時、GPS情報」。日常業務においても、現場作業開始および完了時の写真を撮影し、サーバーへUPすることで、作業現場の情報共有が簡単にできる。
テレネットは、全国で3000社以上の企業・団体に災害対策サービスにおいて多くのノウハウを持つ。一方、プラムシステムは2014年から騒音環境下緊急伝達装置を研究し林業を中心に土木建築、農業などの労働災害の軽減のためのシステムを開発している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































