【みどり戦略】サツマイモ基腐病の発病リスクを軽減する基腐病用蒸熱処理装置の普及拡大 三州産業2023年10月16日
三州産業(鹿児島県鹿児島市)は、農水省より「みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画」として、今年5月に認定され、実現に向け取り組んでいる。
基腐病用蒸熱処理装置
同社の基腐病用蒸熱処理装置は、水蒸気と熱により種イモを消毒することでサツマイモ基腐病の発病リスクを軽減する。また、薬剤による種イモ消毒に代替する技術として化学農薬の使用低減にも寄与するため、販売体制の強化、販路の開拓等を行い、普及拡大を目指している。今回、みどり投資促進税制の対象機械に追加された。
計画の実施期間は、2023(令和5)年6月から2027(令和9)年8月。今回の認定を受けて、全国の販売協力店で商品知識を高めるための研修を行い、販売体制を強化する。また、みどり戦略を踏まえたカタログ等の作成や、各種展示会への積極的な出展により販路開拓を図る。さらに種イモ以外の青果イモや根菜類等における有効性の検証に取り組む。
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