トルコギキョウに2品種追加 生産者向けに種子発売 サカタのタネ2023年10月27日
サカタのタネは、トルコギキョウの「ロジーナブルーピコティーver2」と「ソロPFライトピンク」を開発。11月から営利生産者向けに種子を発売する。
トルコギキョウ「ロジーナブルーピコティーver.2)」(左)と「ソロPFライトピンク」
「ロジーナ」は、中輪バラ咲きシリーズで、今回開発した「ブルーピコティー(ver.2)」は、白い花弁にブルーの覆輪が入る品種。覆輪が入る品種は気温など環境の影響で花弁全体がブルーになるなど、覆輪が安定しにくいことがあるが、同品種は覆輪の安定性に優れる。「ブルーピコティー」はトルコギキョウ特有の花色で、日本では特にお盆などの時期に仏花として多く使われる。
「ブルーピコティー(ver.2)」は、仏花需要の高い8~9月の高温環境下の栽培でも草丈、枝数がとりやすく、開花のそろいもよいことから試作した生産者からも高く評価された。
「ソロPF」は同社が世界で初めて開発した無花粉一重咲きタイプのシリーズ。花粉が出ないため受粉せず、花持ちの良さに優れている。また、花粉による花の汚れがないことで、パック花、EC・サブスクリプション向けなど、従来とは異なる用途への利用も広がっている。今回開発した「ライトピンク」は、ピンク系の中でも需要が高い淡いピンクの花色にフレッシュな印象を与える緑芯の品種。
トルコギキョウ「ロジーナブルーピコティー(ver.2)」「ソロPFライトピンク」の希望小売価格は、いずれもペレット種子1袋1000粒、4400円(税込)。全国の種苗店、JAルートを通じて販売。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日