「菌体りん酸肥料」を肥料原料として活用する取り組みを開始 朝日アグリア2023年11月17日
朝日アグリア株式会社は、公益社団法人石巻市水産加工排水処理公社(以下、石巻公社)の国内初登録となる「菌体りん酸肥料」を肥料原料として活用する取り組みを開始する。
石巻公社の工場設備
農林水産省は、国内肥料資源の更なる利用拡大にむけて、10月より肥料法に基づく新たな公定規格「菌体りん酸肥料」を制定し、石巻公社が全国に先駆けて「菌体りん酸肥料1号・2号」として肥料登録を取得した。
石巻公社の設立初期から、同社はパートナーとして未利用資源の活用にむけた取り組みを進めてきたが、2011年に東日本大震災が発生し石巻公社の工場設備は津波による壊滅的な被害を受けたため同社への原料供給は中断を余儀なくされた。
石巻公社が設備等の再建をすすめる一方で、同社は類似原料を活用した肥料銘柄の製造を維持し、協力関係を続けてきた。石巻公社の製品を、再び肥料原料として活用できることは同社にとっての念願であった。取り組みの開始にあたって同社は「震災から12年の時を経て、このたび菌体りん酸肥料が登録されたことは最大の喜びであり、今後も石巻公社とともに良質な肥料をお届けすることに邁進してまいります。」としている。
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