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2種類のシリカと腐植酸を配合 土壌改良材「パワフルシリカ」発売 サカタのタネ2023年12月14日

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サカタのタネは、2種類のシリカと腐植酸を同社独自に配合した土壌改良材「パワフルシリカ」を2024年4月中旬から発売する。

サカタのタネ独自配合の土壌改良材「パワフルシリカ」「パワフルシリカ」

土壌改良材は、植物の生育に適した土壌に改良するために施用する資材。一般的に土壌改良の際は、鉱物質や腐植質の土壌改良材などを組み合わせるが、新発売の「パワフルシリカ」は、鉱物質、腐植質の2つの要素を併せ持つため、単体で土に混ぜるだけで保肥力や排水性が向上。さらに有用微生物の生育しやすい土づくりができる。また、天然ゼオライト、グリーンタフの2種類のシリカを組み合わせたことで、保肥力の高さを示すCEC(陽イオン交換容量)などの地力向上に寄与し、鉄やマグネシウムなどミネラルをよく含む土壌に改良できる。

さらに、シリカに含まれるケイ酸が土壌のアルミニウムなどを吸着するため、根へのストレスを緩和し、ミネラルの供給と併せて根を活性化。根が健全であることは高温乾燥、低温過湿など不安定な環境への対策にもつながるが、シリカはガスを吸着するため、アンモニアガス障害などガス害予防効果も期待できる。

また、通常は腐植質の土壌改良材を施用する場合、大量の資材(例:もみ殻堆肥の場合1㎡に3kg程度)を投入する必要があるが、「パワフルシリカ」に配合した腐植酸は、ごく少量で効果が上がるものを選定したためため、1㎡に300gの施用でも十分な効果が期待できる。

「パワフルシリカ」は、2024年4月中旬から順次、全国のホームセンター、園芸店、種苗店を通じて販売。1袋1kg入りで価格はオープン。

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