電源不要で無線通信が可能 モニタリング向け「Arsprout Air」アルスプラウト社と共同開発 サカタのタネ2024年1月12日
サカタのタネは、アルスプラウト株式会社と低コスト環境制御システム「アルスプラウト」のモニタリング向け新モデル「Arsprout Air」(アルスプラウト エア)を共同開発。電源不要で無線通信が可能なモニタリング向けの新モデルを1月11日に発売した。
「Arsprout Air」(アルスプラウト エア)
「アルスプラウト」は、低コストかつ機能選択の自由度の高さが特長の環境制御システム。従来製品は、使用の際に電源が必要だったが、「アルスプラウト エア」の子機は電池式のため、電源を敷設していないハウスや露地でも使用できる。ただし、親機はソーラー電池、もしくは電源が必要。
また、「アルスプラウト エア」は、ハウスごとに設置し、各センサーからの情報を集める"子機"と子機からの情報を集め、クラウドに送る"親機"を無線でつなぐことができるため、有線接続が難しいハウスや圃場でも、子機ごとにモバイル回線を契約せずに利用できる。無線には低速度低電力広範囲通信規格(LoRa)を使用しており、障害物がない場合は1km範囲でデータを親機に送ることが可能。特にハウス複数棟にモニタリング目的で導入する際に、通信費削減などのメリットがある。
農業において環境データを集め、分析することは、収量増や省力化などのためにとても重要。また、モニタリングによってハウス内の温度異常や機器のトラブルの警報を受け取り、リスク回避もできる。
「アルスプラウト エア」は、1月11日から全国の種苗店、農業資材店、JAなどを通じて発売。アルスプラウト社からも購入できれる。価格はオープン。
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