「2024年 ヰセキ全国表彰大会」開催 井関農機2024年1月12日
井関農機株式会社は1月12日、優秀な業績を収めた販売会社や特約店、販売会社のサービスマンやトップセールスマン等、約800名を集め、東京・台場のホテルにおいて「2024 ヰセキ全国表彰大会」を開催した。
挨拶する冨安社長
「2024年 ヰセキ全国表彰大会」は、会場と全国からオンラインの参加者併せて約4000名が参加。冨安社長は冒頭の挨拶で、参加した大勢の受賞者の尽力に謝辞を述べ、「食料の増産は世界的なテーマ。また、改正予定の『農業基本法』では、食料安全保障の観点から食料自給率の向上や、気候変動等の環境負荷への対策が求められると想定され、農機メーカーである当社の果たす役割は大変大きなもの。」と中長期的な市場環境を語る。
それらを踏まえ、2024年は「国内では、農業の大規模化・スマート化に加え、『みどりの食料システム戦略』にみられる環境保全型農業の取り組みを加速させ、海外では、アジアでの農業の生産性向上、欧米では生活の質の向上を重点テーマとしていく。」とした。
販売会社表彰は、最優秀賞にヰセキ東北、優秀賞にヰセキ関東甲信越、敢闘賞に三重ヰセキ販売が受賞。特約店表彰では金賞に栃木県の五味田農機具店をなど計8社が、銀賞に13社、銅賞17社、努力賞20社の合計58社が受賞。セールスマン・サービスマン表彰ではダイヤモンド会員などに計590名を認定した。また、当日はフランスから、ISEKI France社も参加。1億ユーロを越す売上高が評価されエクセレント・セールス賞を受賞した。
閉会の挨拶をする小田切専務
2025年に100周年を迎える同社。閉会の挨拶で小田切専務は「強靭な経営基盤を構築することを目的に『プロジェクトZ』を発足させた。このZとは未知を表し、ゼロ(ZERO)の頭文字でもある。未来に向かって全てをゼロから見直すとの決意を込めたもの。そして、2025年に創立100周年を迎え、更なる次の100年に向けて、開発・生産・営業のあらゆる活動の帆を大きく張り、勇気を持って舵を切っていく。」と力強く宣言し、表彰式は閉会した。
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