スマート農業の推進へサービス拡大 KSAS Marketplaceをリニューアル クボタ2024年2月1日
株式会社クボタは、同社がサービス提供する営農支援システム「KSAS」(クボタスマートアグリシステム)の利用者がKSASの追加機能の取得や他社製営農関連サービス等を利用できるウェブサイト「KSAS Marketplace」をリニューアルする発表。使い勝手を向上させるとともに、KSASの新機能として「GAP管理システム」と「クボタ J-クレジット支援サービス 大地のいぶき」(以下、「J-クレジット支援サービス」)を追加する。
「KSAS Marketplace」
「KSAS Marketplace」は、利用者がKSASの新機能に加え他社製営農関連サービスも含め、使いたいサービスを取得できるウェブサイト。このたびのリニューアルでは、新機能の追加とサイトの利便性の向上を図った。また、KSAS会員以外の方もウェブサイトの閲覧が可能となった。
「GAP管理システム」と「J-クレジット支援サービス」が新機能として追加。GAP(農業生産工程管理)は農業生産工程の記録や点検、評価などにより、農作物の安全性向上や環境や労働安全に配慮した持続的な農業の実現をめざす認証制度。追加される「GAP管理システム」では、農業生産活動に伴うさまざまな情報を、GAPの認証取得に必要な点検項目に関連付けて管理・記録することにより、農業生産とGAP認証・改善活動との両立を支援する。J-クレジット制度は、個人や企業などが削減・吸収したCO2等の温室効果ガスの量を国がクレジットとして認証する制度で、日本の温室効果ガス削減に向けた取り組み。追加される「J-クレジット支援サービス」を使用することで、クレジットの認証に必要な情報の一部をKSASと連携しながら管理・記録する。
同社は今後も「KSAS Marketplace」で利用可能な他社製営農関連サービスを拡大していくとしており、「KSAS Marketplace」を基盤として、各農業従事者がより多くの選択肢の中から自身のニーズに合った営農支援サービスを導入できる環境を整え、スマート農業の推進をサポートしていくとした。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日