持続可能な地域農業の実現へ 豊橋市と連携協定締結 TOWING2024年2月6日
株式会社TOWINGと愛知県豊橋市は、地域農業の持続可能な発展と地域資源の循環による環境負荷低減を目的として、連携協定を締結した。同社と地域自治体との連携協定は全国で初めて。
協定締結式で「宙炭」を手にする豊橋市の浅井由崇市長(右)、TOWINGの西田宏平代表取締役CEO
今回の連携協定は、豊橋市が実施している「TOYOHASHI AGRI MEETUP」のアグリテックコンテストでTOWINGが入賞したことを縁に締結された。
同社が開発する「宙炭(そらたん)」は、未利用バイオマスを原料に、有機肥料の利用効率を向上でき、農地に炭素を固定できるなど、様々な機能を持つ土壌改良剤。同社と豊橋市は、2023年から宙炭の実証試験を進めており、市内生産者やJAとの実証の中で、宙炭の農地への施用が一定以上の成果を収めた。2024年には前年実証を行なった10以上の農地で継続実施と、新たに5件の新規実証を予定している。こうした背景のもと、両者は、地域における未利用バイオマスの活用と、それらからつくられた高機能バイオ炭による持続可能な地域農業の実現を目指す。
◎連携協定内容
・地域で課題となっている未利用バイオマス(もみ殻、畜糞堆肥、果樹等の剪定枝、植物残渣等)の活用促進
・前号のバイオマスからつくられた地域農業の持続可能な発展に資する土壌改良剤の活用促進
・農業集落排水施設等からの汚泥を原料とした土壌改良剤の地域農業への活用及び効果検証
重要な記事
最新の記事
-
多収米の契約栽培で供給増へ 主食用米全体の安定供給にも寄与 JA全農2025年3月6日
-
貯金保険機構の保険料引き下げへ 有識者検討会に案を提示2025年3月6日
-
春の大玉スイカ出荷本格化 JA鹿本2025年3月6日
-
日本海側中心の大雪被害に早期の支払い JA共済連2025年3月6日
-
ニデック京都タワーに「北山杉」の木製品を寄贈 京都府森林組合連合会と農林中金大阪支店2025年3月6日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月6日
-
次世代の環境配慮型施設園芸の確立へ Carbon Xtract、九州電力、双日九州と実証事業開始 農研機構2025年3月6日
-
バイオスティミュラント新製品「ヒートインパクト」発売決定 ファイトクローム2025年3月6日
-
鳥インフル 米ワイオミング州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月6日
-
食用油の紙パックのリサイクルシステム構築 資源ごみとして静岡県裾野市で行政回収開始2025年3月6日
-
食品産業の複合展「FOOD展2025」10月開催 出展申込受付中2025年3月6日
-
果樹の新しい有機リン系殺虫剤「ダイアジノンMC」普及性試験を開始 日本化薬2025年3月6日
-
「オーガニック天平マルシェ」奈良・天平広場で開催 コープ自然派奈良2025年3月6日
-
野菜の機能性・健康効果に特化『野菜健康指導士』資格事業開始2025年3月6日
-
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」新機能リリース シンクロ・フード2025年3月6日
-
農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日
-
農業に特化した就転職オンラインイベント「就農会議」参加者募集 あぐりーん2025年3月6日
-
乳酸菌発酵の力で肉を変える「乳酸菌発酵液」食肉事業者へ販売開始 明治2025年3月6日
-
日本生協連「くらしと生協」春アイテム「sweetweb.jp」で華やかに登場2025年3月6日
-
体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」7日から営業2025年3月6日