林業の安全性向上へ 林業アプリに位置情報共有機能を追加 マプリィ2024年2月8日
地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供する株式会社マプリィは、林業/森林管理のためのアプリケーション「mapry林業」に位置情報共有機能と、緊急事態を知らせる機能を追加した。
mapry林業は、iPhoneやiPadで手軽に精度の高いデータを取得できる、林業の計測に特化したアプリケーション。毎木調査や、作業道の出来形・周囲測量を簡易に行えるツールで、すでに多くの森林組合などに、森林整備事業に活用されている。
アップデートされた位置情報共有機能は、設定したユーザーの位置情報を地図上で共有する機能。選択したユーザーの位置が地図上にマーカーで表示され、リアルタイムで共有される。オフライン時は自身の位置情報が端末内で更新され続け、オンラインになった時点で共有相手に送信。また、同時にオンラインになった時点で最新の位置情報を相手から受信する。
位置情報の共有
また、危険な状況になった時、共有しているユーザーに警告を送る事ができるようになった。共有相手に警告が表示されるのは、「緊急事態ボタンをタップした場合」と「30分以上移動していない場合」の2つの条件のとき。作業中の事故・熱中症・野生動物との遭遇など、リスクの多い林業の現場で、もしもの時の安全を確保するツールとして活用できる。
緊急事態を知らせる機能を追加
◎「mapry林業」主な機能
<無料で利用できる機能>
・地図上にマーカーポイントやポリゴンを作成する機能
・デジタル野帳として写真・動画データを地図上に紐づける機能
・GPSトラッキング
・位置情報共有・警告の送信 など
<有料版の契約で利用できる機能>
※3Dスキャンを利用した機能が利用できる
・毎木調査
・標準地の設置/調査
・周囲測量
・作業道計測
・GNSS測量 など
【有料版対応機種】iPhone13Pro以降(容量128GB~)、iPadPro 2021年モデル以降(Wi-Fi+cellularモデル、容量128GB~)
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