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リモート操作で障がい者雇用を支援「福岡100ラボ」共働事業候補者に選定 AGRIST2024年3月13日

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AGRISTは、テーマ型公募「福岡100ラボ」の「外出困難な重度障がい者等の就労や社会参加の実現」の公募テーマに応募し、共働事業候補者として選定された。独自技術の野菜自動収穫ロボットをリモートで操作し野菜を収穫することで、農業界の人手不足と障がい者雇用支援に貢献する。

リモート操作で障がい者雇用を支援「福岡100ラボ」共働事業候補者に選定 AGRIST

今回の公募では、2023年8月に新設した鹿児島県東串良町の自社圃場を実証フィールドとし、支援対象者がリモートでロボットを操作して収穫作業に取り組み、実証実験を通して操作性などを改善し、ユーザビリティを高める。

農業従事者数の急減が予測されており、農業現場の労働力不足が深刻化している。また、障がい者雇用の課題として、「業務の切り出し」や「適正・能力が発揮できる仕事への配置」を課題と考える現場の意見が60%を越えている。同社は、農業界の人手不足と、障がい者への業務提供の課題を相互に解決するロボットによるリモート収穫を実証実験する。

障がい者雇用の課題をロボットのリモート操作で解決へ障がい者雇用の課題をロボットのリモート操作で解決へ

ロボットの収穫作業については、すでに遠隔から作業が可能で、2023年12月には鹿児島市内の幼稚園と埼玉県の農場をネットでつないで遠隔収穫体験を実施。今回の実証では、作業の固定化により、支援対象者が仕事をしやすい形で農作業ができる環境を整備する。

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