「アイガモロボ」開発者、ベトナム農業大臣と会談 ベトナム国内で実証開始へ NEWGREEN2024年5月15日
株式会社NEWGREEN(旧称:有機米デザイン株式会社)は、アイガモロボ開発者の中村副社長とベトナム農業農村開発省のレ・ミン・ホアン大臣と会談を行ったとした。今後ベトナム国内数カ所でアイガモロボの実証を進めていくとしている。
ベトナム農業農村開発省ではメコンデルタ地域100万haの水田において、化学肥料・農薬を減らし、温室効果ガスを低減した水稲栽培を実現するプロジェクトを推進中。今回の会談は、その実現にむけた製品として「アイガモロボ」にベトナム農業農村開発省が関心をもったことがきっかけ。NEWGREEN社の中村副社長より、ベトナム農業農村開発省レ・ミン・ホアン大臣に、アイガモロボによる、抑草効果やGHG排出低減、ジャンボタニシ被害低減の効果についての説明を行った。
レ・ミン・ホアン農業大臣からは、アイガモロボへの高い評価と共に「現在の農業労働力不足と水稲栽培におけるGHG排出削減が急務となる中で、この製品が適切であることを確認できた。特にメコンデルタ100万haでの取り組みに、アイガモロボを取り入れるために協力していきたい」と表明。
また、国立農業普及センター(TTKNQG)所長のレ・コック・タン氏からは、「アイガモロボはベトナムの米生産の主要課題である、雑草とジャンボタニシに対応する魅力的な製品であり、ベトナムの農業現場での実証を進めたい」と話した。
NEWGREEN社は、6月より、ベトナム農業農村開発省およびベトナム国立農業普及センターのサポートのもと、ベトナム農業大学をはじめとする数カ所でアイガモロボの実証を進めていくとしている。
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