除草剤・液肥の散布に 静音で排出ガスが発生しない「充電式ハイパワー噴霧器」一般販売 工進2024年6月24日
噴霧器・ポンプなどを開発・製造、販売する株式会社工進(京都府長岡京市)は6月21日、高い木や植物の病・害虫の消毒剤や除草剤・液肥の散布などに最適で、エンジン並みの圧力を可能にした「充電式ハイパワー噴霧器」の一般販売を開始した。
充電式ハイパワー噴霧器
6月~7月にかけては、病害虫が発生しやすい時期に合わせ、高い木や植物の病・害虫の消毒剤や除草剤・液肥の散布などに使え、従来のエンジン式噴霧器に変わる、充電式ハイパワー噴霧器を発売した。
これまではエンジン式噴霧器による薬剤散布が当たり前だったが、近年はユーザーから「朝の涼しい時間に薬剤散布したいが、近所へのエンジン音が気になる」「定年後に家庭菜園を始めたが、初心者なのでエンジンの取り扱いがよくわからない」などの声が寄せられている。環境問題への高まりや高齢化でエンジン式に不満を持つ人が増えているが、高い木の薬剤散布は高圧力が必要で、エンジン式噴霧器を使わざるを得なかった。
充電式でエンジン並みのハイパワー
新発売の「充電式ハイパワー噴霧器」は、エンジン並みの高圧力で4メートルの薬剤散布も可能。強力36V/2.5Ahバッテリー搭載でエンジン並みの高圧力が実現した。また、充電式静音タイプで、早朝の涼しい時間帯にも気兼ねなく作業できる。従来のエンジン式噴霧器は、オイルやガソリンの準備が必要で、ガソリンの調達、保管所に困ったり、使おうと思った時にエンジンがかからないなど、メンテナンスにも手間がかかることがあったが、充電式はバッテリーを充電するだけ。準備、メンテナンスも手間がかからない。また、排出ガスが発生しないため、ビニールハウスなど締め切った場所でも使用できる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ホウレンソウにクロテンコナカイガラムシ 県内で初めて確認 神奈川県2024年12月23日
-
【注意報】カンキツ類にミカンナガタマムシ 県内全域で多発 神奈川県2024年12月23日
-
24年産新米、手堅い売れ行き 中食・外食も好調 スーパーは売り場づくりに苦労も2024年12月23日
-
「両正条植え」、「アイガモロボ」 2024農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ①2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ②2024年12月23日
-
香港向け家きん由来製品 島根県、新潟県、香川県からの輸出再開 農水省2024年12月23日
-
農泊 食文化海外発信地域「SAVOR JAPAN」長野、山梨の2地域を認定 農水省2024年12月23日
-
鳥インフル 米アイダホ州、ネブラスカ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月23日
-
「JA全農チビリンピック2024」小学生カーリング日本一は「札幌CA」2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」栃木県で三ツ星いちご「スカイベリー」を収穫 JAタウン2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」大分県で「地獄めぐり」満喫 JAタウン2024年12月23日
-
「全農親子料理教室」横浜で開催 国産農畜産物で冬の料理作り JA全農2024年12月23日
-
「愛知のうずら」食べて応援「あいちゴコロ」で販売中 JAタウン2024年12月23日
-
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Indexの構成銘柄7年連続で選定 日産化学2024年12月23日
-
「東北地域タマネギ栽培セミナー2025」1月に開催 農研機構2024年12月23日
-
NTTグループの開発した農業用国産ドローンの取り扱い開始 井関農機2024年12月23日
-
北海道立北の森づくり専門学院 令和7年度の生徒を募集2024年12月23日
-
店舗、宅配ともに前年超え 11月度供給高速報 日本生協連2024年12月23日
-
雪の少ない胆振で就農「いぶり農業フェア」開催 北海道2024年12月23日