水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
株式会社ソルトフラッツは、有機米の生産に欠かせない初期除草の省力化に役立つ自動除草ロボット「SV01-2025モデル」(85万8000円・税込)の受注を開始した。
「SV01」は使いやすさを追求し、GPSを利用した自動走行とラジコン操縦による手動の走行も可能。圃場の中ほどはGPS自動走行で、畦の際はラジコン操縦でなど、きめ細かな除草が可能となる。また、稲の成長に合わせ圧力と速度の調整が可能な今までにない新機構の除草装置を装備。サスペンションを備えたホイルと上下にストロークする除草装置を備え、高低差がある圃場でも安定した除草効果を発揮する。
畦の際はラジコン操縦によりきめ細かな除草が可能
「SV01」の除草装置は、人の指のような形をしたワイパーを左右に動かして田面を撹拌し、雑草を根浮きさせる。新潟食糧農業大学の吉岡俊人教授は「大学の実験水田では、土壌表面をマットのように覆っていた"マツバイ"(小型の多年生水田雑草)を根浮きさせることができた」とコメントしている。
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