農業遠隔自動制御システム「GO SWITCH」販売開始 GREEN OFFSHORE2024年8月23日
GREEN OFFSHORE株式会社(静岡県浜松市)は、農業向けのリモート制御スイッチサービス「GO SWITCH」を8月にリリースした。スマホひとつで灌水や窓開閉などが可能で、ビニールハウスの管理を遠隔で行える。
GO SWITCHと自動灌水バルブ
農業における就業人口の減少に伴い農地の集積化も起こる中、現状では、点在する農地を管理するためのリーズナブルな制御装置が不足している。
「GO SWITCH」は、「シンプル・かんたん・いつでも」をコンセプトに開発された農業遠隔自動制御システム。
専用のリモートスイッチを設置し、スマートフォンにより遠隔でハウス内の状況を確認でき、必要に応じて灌水の制御も可能になる。
同社では農業現場における管理負担を減らし、スマートな農園管理を実現する製品として、協力農園の実証実験を経て、8月に販売を開始した。
現在、灌水の他に窓の開閉などのリモートコントロールについても開発中。
「リモートスイッチサービス」は、販売対象エリアは、静岡県西部地域と愛知県東部地域。
初期導入費用は10万円、月額利用料は7000円。同社ホームページから購入できる。いずれも価格は税別。
今後、販売対象エリアを全国に向けて順次展開を予定している。
同社は、農業向けのクラウドサービスを提供する会社として2022年6月に設立。
「あらゆる農業用ビニールハウスをシステム化すること」、「農業をよりクリエイティブに革新すること」を目指し、段階的にシステムを開発している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日