CuboRex シリーズAラウンドで総額2.5億円の資金調達を実施2024年8月23日
CuboRexは、DRONEFUND3号投資事業有限責任組合、マブチモーター、レアゾン・ホールディングス、ユナイテッド、NOBUNAGAキャピタルビレッジ、ASAアドバイザリー、MIRAISE、および複数の個人投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額2.5億円の資金調達を実施。さらに、2023年に実施した、DRONEFUND、しんきんーやらまいか投資事業有限責任組合、おきなわイノベーション創出ファンド、その他の投資家を引受先とする約1.9億円の資金調達および日本政策金融公庫からの約1億円の資本性ローンの借り入れも合わせ、同社の創業以来の累計資金調達額は約6.3億円となった。
CuboRexは、運搬一輪車電動化キット「E-catkit」など、あらゆる現場で運搬をアシストするソリューションを開発。
また、新たな展開として、ENEOSグローブ社と共同開発した「らくらくエネキャリー」など、特定の業界に特化した運搬車を大企業と協力して生み出す取り組みを開始した。
同社は今回の資金調達により、自動搬送システムの開発を加速。
具体的には、以下の目標を達成するために資金を活用する。
<資金調達の目的>
①製品開発の強化
不整地や過酷な環境下でも高い走行性能を持ち、自律的に搬送作業を行える「クローラ式AGV(自動搬送ロボット)」の開発を進める。同社のクローラ走行技術は、一般的な自動搬送ロボットが対応できない環境でも対応し、斜面や段差に強く、屋内外での運用が可能。同社はこうした技術を『強いアシコシ』と表している。
②市場投入と拡販
多くの現場に強いアシコシを搭載した自動搬送ロボットを提供するため、各業界のインテグレーターとの提携を進める。
③技術開発と他社連携の強化
自社単独の取り組みに留まらず、他社との技術連携によって、より高度な搬送システムを実現する。複雑な環境にも柔軟に対応できるロボットを開発することで、労働力不足や安全性向上に貢献。また、既存の物流システムとも連携し、トータルソリューションとしての提供を可能にする。
④多様な環境における実用性の証明および事例集の開示
多様な環境における効果を明確にし、顧客のニーズに応じた最適なソリューションを提供する。
<引受先>
・DRONEFUND3号投資事業有限責任組合(既存)
・マブチモーター株式会社(新規)
・株式会社レアゾン・ホールディングス(新規)
・ユナイテッド株式会社(新規)
・NOBUNAGARaiseFund投資事業有限責任組合(新規)
・ASAアドバイザリー株式会社(新規)
・MIRAISE(新規)
・個人投資家複数名(新規)
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