人手不足の課題解決へ 収穫ロボットをJA全農いわてへレンタル AGRIST2024年9月6日
AIとロボットを活用したスマート農業パッケージを販売するAGRISTは、JA全農いわてと共同で、岩手県内のハウスにおいてピーマン収穫ロボットの実証実験を開始。農業従事者の減少に悩む岩手県の園芸生産において、ロボットによる収穫作業の自動化を実現し、生産性向上と人手不足解消を目指す。AGRISTのレール走行式のピーマン収穫ロボットが東北エリアにレンタル導入されるのは初めて。
AGRISTは、テクノロジーで農業課題を解決し、100年先も続く持続可能な農業を実現する農業スタートアップ企業。 AIを搭載した自動収穫ロボットを活用したスマート農業を自治体と企業と連携して全国で展開している。今回の取り組みで、AGRISTはJA全農いわてに収穫ロボットを9月2日から18日間レンタルする。
JA全農いわては、岩手県内の中山間地域と多様な担い手への施設栽培によるピーマン栽培の普及を目的に、農業ICTを始めとする先進的な栽培技術を導入し、生産者の安定生産・安定収入に向けて取り組んでいる。今回の実証実験では、AGRISTの収穫ロボットが、JA全農いわてのハウスで、実際にピーマンの収穫作業を行い、その性能や効果を検証する。
AGRISTが開発する収穫ロボットは、AIと画像認識技術を活用し、収穫適期のピーマンを正確に識別して収穫することができる。また、ロボットは、ハウス内の環境に合わせて自動で走行し、作業を行うため、人手による作業負担を軽減する。
今回の実証実験で期待される効果は次の通り。
人手不足の解消: 収穫作業の自動化による人手不足の解消。
生産性の向上:作業効率の向上により生産量を増やすこと。
品質の安定化:収穫作業の標準化による品質の安定化。
労働環境の改善:重労働の軽減による農業従事者の労働環境の改善。
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