仮設ハウスにおける電源供給時のCO2排出量7割削減へ実証運用を開始 やまびこ2024年9月30日
やまびこは、太陽建機レンタルとの協業により、新開発のBESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」を9月から静岡県の工事現場へ導入し、仮設ハウスへの電力供給の実証運用を開始。仮設ハウスで従来使われる太陽光パネルに加え、BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」 を組み入れることにより、電力をすべて賄いながら、CO2排出量の7割削減という低炭素化の両立を目指す。
BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」は、蓄電池と50kVAパワーコンディショナーを搭載した電源供給システム。自社開発の新エネルギーマネジメントシステム(K‐EMS)を通じて外部にある発電機を含めた統合制御を行うことができる。
晴天時は太陽光発電の余剰電力を蓄電池に蓄えることで発電機の稼働を不要にし、雨天時は蓄電池からの電力供給を優先しながら、発電機の稼働を最小限に抑える制御を行うことで、再生可能エネルギーの最大活用とCO2排出量の最小化を実現。また、発電量や燃料残量を遠隔で確認できるため、給油などの現場の作業工数の削減にも貢献する。
やまびこは、5月に10kVAパワーコンディションナーを搭載した太陽光パネル一体型「shindaiwa 10kVAマルチハイブリッドキューブ」をCSPI‐EXPO 2024(第6回 建設・測量生産性向上展)で初公開。同月には技研製作所のモバイルエコサイクル™の動力源とする実証実験を開始した。
今回は、さらに容量の大きい50kVAの出力が可能となったため、工事現場をはじめ幅広い場面での活用が可能となり、低炭素化への貢献の可能性を広げている。
BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」システム構成
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日