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作業性・食味に優れるセロリ グリーン・イエロー2品種を発売 サカタのタネ2024年10月1日

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サカタのタネは、作業性と食味に優れるセロリ「グリーンムカイ」と「コーネリアス」の種子を11月下旬から発売する。

グリーンタイプ「グリーンムカイ」(左)とイエロータイプ「コーネリアス」

「グリーンムカイ」は葉、茎ともに緑色のグリーンタイプ、「コーネリアス」は茎が薄緑色のイエロータイプの品種。セロリ栽培ではわき芽を摘み取る「わき芽かき」が収量や品質に直結する重要な作業だが、1株ずつ手作業で行うため、大変な労力を要する。

「グリーンムカイ」と「コーネリアス」はともにわき芽が少ないため、わき芽かき作業と、わき芽による収穫・加工時のロスを軽減する。また、セロリは種子が細かく、播種・育苗の難易度が高い品目。「グリーンムカイ」「コーネリアス」は国内のセロリではほとんど流通していないペレット種子による販売のため、播種時の作業性改善に加え、発芽のそろいがよく、生育安定や青果物の品質のよさにもつながる。

日本では現在、イエロータイプのセロリが多く流通しているが、一方で暑さの中での栽培しやすさや生育期間の短さから、グリーンタイプの品種も注目を集めている。従来の特性を持つセロリを栽培したい場合は「コーネリアス」、栽培しやすさを求める場合は「グリーンムカイ」と、それぞれのニーズに合わせて選択できる。なお、両品種ともに繊維質が強くないため食感がよく、それぞれの従来品種と比べて香りや味がマイルドで、食味がよいことも特長。

セロリ「グリーンムカイ」「コーネリアス」の種子の希望小売価格はペレット種子5000粒入り袋5445円(税込)。全国のJA、種苗店を通じて発売。

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