10月20日は「リサイクルの日」リユースを通じた持続可能な農業を提唱 農機具王2024年10月10日
中古農機具の売買専門店「農機具王」は、10月20日の「リサイクルの日」に合わせ、リサイクルとともに農業機械のリユースが持つ意義とその社会的価値を社会に広めるための取り組みを強化する。
農業現場では、機械がまだ十分に使える状態でも廃棄されるケースが見られる。特に、農業従事者の高齢化や後継者不足が進む中、農家が事業を縮小または廃業する際に、機械が使われずそのままになってしまうこともある。
農機具王は、こうした未使用または軽度の使用で不要となった農機具を買い取り、修理や整備を施して再販することで、農業機械のリユースを推進することで廃棄を抑え、資源の無駄を削減。農業従事者にコスト効率の良い選択肢を提供している。
農機具のリユースは、環境保護に大きくつながる。新しい機械の製造には、鉄やアルミなどの資源が大量に必要となり、製造過程で多くのエネルギーが消費され、CO2排出量も増加。これに対し、中古農機具を再利用することで、これらの資源消費と環境負荷を軽減することが可能となる。
また、農業機械のリユースは、経済的な視点でも大きな意義がある。特に、新規就農者や中小規模の生産者にとって、高価な新品の農機具を購入することは大きな負担となるが、中古農機具は価格面で大きなメリットを提供。農機具王は、信頼性の高い中古機械を手頃な価格で提供することで、地域農業の発展と持続可能な経済の循環をサポートしていく。
また、10月20日の「リサイクルの日」を契機に、農機具王は、リサイクルとリユースの違いを再認識することの重要性を強調。リサイクルは資源を再加工して新しい製品を作り出すプロセスだが、リユースは製品そのものをそのまま再利用すること。リユースは、リサイクルよりもさらに環境負荷を抑え、手軽に資源の有効活用が可能となる。
農機具など大型の機械においては、特にリユースの重要性が高く、まだ使える機械を再利用することが資源循環の一環として有効といえる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】シキミ、カンキツにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 宮崎県2025年11月6日 -
【注意報】野菜類・花き類にチョウ目害虫 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年11月6日 -
米の生産費高止まり 60kg1万5814円 24年産米2025年11月6日 -
栗ご飯・栗タマバチ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第363回2025年11月6日 -
輸出の人気切り花スイートピー生産の危機【花づくりの現場から 宇田明】第72回2025年11月6日 -
運用収益が改善 期初計画上回り給付還元財源を確保 JA全国共済会2025年11月6日 -
熊本県の大雨被害に災害見舞金を贈呈 JA全国共済会2025年11月6日 -
千葉県から掘りたてを直送「レトルトゆで落花生 おおまさり」販売開始 JAタウン2025年11月6日 -
「たすけあい story エピソード投稿キャンペーン」 公式X・Instagramで募集開始 抽選で特選ギフト JA共済連2025年11月6日 -
東京育ち 幻の黒毛和牛「東京ビーフ」販売開始 JAタウン2025年11月6日 -
GREEN×EXPO2027まで500日 横浜市18区で一斉の取り組みで機運醸成2025年11月6日 -
オンライン農業機械展示会「オンラインEXPO 2025 WINTER」を公開中 ヤンマー2025年11月6日 -
第6回全社技能コンクールを開催 若手社員の技術向上を目的に 井関農機2025年11月6日 -
兵庫県 尼崎市農業祭・尼崎市そ菜品評会「あまやさいグランプリ」9日に開催2025年11月6日 -
静岡・三島でクラフトビール×箱根西麓三島野菜の祭「三島麦空」開催2025年11月6日 -
森林・林業業界の持続的価値創出へ「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」実施 森未来2025年11月6日 -
ホクトのエリンギ プリプリ食感になって26年振りにリニューアル2025年11月6日 -
豆乳生産量 2025年度7-9月期 前年同期109% 日本豆乳協会2025年11月6日 -
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月6日 -
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年11月6日


































