水田・畑作に最適な直進アシスト仕様の大型トラクター「YT4Aシリーズ」新発売 ヤンマー2024年10月23日
ヤンマーアグリは11月1日、ICT技術を活用し、農作業の高効率化・高精度化を実現する直進アシスト仕様の大型トラクター「YT4Aシリーズ」3型式を発売。YTトラクター全シリーズに「直進アシスト仕様」がラインアップされる。
直進アシスト機能搭載トラクター「YT4A」
農業分野における就農者の減少・高齢化による人手不足などの課題解決に向け、同社は、自動運転農機「SMARTPILOT®(スマートパイロット)」シリーズのラインアップを強化している。
このほど、「重作業機を余裕で持ち上げられて、けん引作業も高能率なのに小回りも利く」「水田にも畑にもちょうどよい車格」とプロ農家から評価が高い「YT4 Aシリーズ」に直進アシスト機能を搭載。オペレーターの作業負担を軽減するとともに、操作に不慣れな方でも高精度な直進作業を可能にした。
直進アシスト機能を使った作業イメージ
◎主な特長
(1)直進アシスト機能
D-GNSS方式の自動操舵システムを採用し、事前に基準線のA点・B点を登録することで、基準線と平行に正確な作業を行える。また、直進作業後の旋回時にハンドルを切るだけで、作業機が自動で上がり、直進アシスト機能も自動でOFF。旋回後に作業機昇降スイッチを下げるだけで直進アシスト機能も自動でONとなる連動機能で、オペレーターはハンドル操作に集中できる。
(2)直進の精度を極める、「RTKアップグレードキット」(オプション)
RTKは、既知点からの補正観測情報をインターネット回線や無線を利用して、トラクター(移動局)に送信し、トラクターの位置をリアルタイムで測定する方法。RTK-GNSSなら、±2~3cmの精度で作業が行える。特に高精度な作業が求められる播種作業やあぜ塗り、うね立てに適している。
(3)作業幅、ラップ幅を設定し、効率アップ
作業幅やオーバーラップ幅を設定することで、未耕地が減り、重複部分を少なくして効率のよい作業に。さらに1~2行程の畦飛ばしも迷わず等間隔で作業でき、余裕をもってほ場を荒らしにくい旋回ができる。
◎商品概要
型 式:YT460A/465A/472A※仕様区分 G:直進アシスト仕様
発 売 日:11月1日
商品価格:944万6800円~1101万4300円(税込、メーカー希望小売価格)
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