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サカタのタネ・佐瀬農園「農事功績者表彰事業」で「農業技術開発功労者 名誉賞状」受章2024年11月19日

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サカタのタネと佐瀬農園(千葉県東金市)が共同で取り組んだ「日持ちと輸送性に優れたトルコギキョウ開発」が、「令和6年度農事功績者表彰事業」で「農業技術開発功労者 名誉賞状」を受章。表彰式が11月14日に行われた。

サカタのタネと佐瀬農園の共同研究で生まれた「アンバーダブルⓇ モヒート」

サカタのタネと佐瀬農園の共同研究で生まれた「アンバーダブルⓇ モヒート」

(公社)大日本農会が主催する同表彰は、農事改良の奨励または実行上功績顕著な者、農業上の有益な発見または研究により功績が顕著な者に贈られるもので、明治27(1894)年に始まり、今年で第108回を迎えた。

サカタのタネは佐瀬農園との共同研究で「アンバーダブルⓇ モヒート」(写真)など、変形雌ずいを持つ多様なトルコギキョウを開発。また、世界初となる雄性不稔を利用した花粉の出ないトルコギキョウを開発し、特に夏の高温期など日持ちが悪くなる季節でも、切り花を長く楽しめることを可能にした。

今回の表彰では、これらの研究が世界各国でのトルコギキョウの切り花生産・消費拡大に寄与し、農産物輸出促進にも多大な貢献をしたことが評価された。

◎受章者
森一俊氏(サカタのタネ 研究本部課長 兼 三郷試験場副場長)
佐瀬昇氏(佐瀬農園 代表)
堀内慎吾氏(サカタのタネ 掛川総合研究センター 育種4課 主席研究員)
西尾章氏(サカタのタネ 三郷試験場 研究員)

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