機能が大幅に向上「アイガモロボ2」2025年3月に販売開始 NEWGREEN2024年12月13日
NEWGREENは、水田抑草ロボット「アイガモロボ」をフルモデルチェンジした「IGAM2 アイガモロボ2」を2025年3月から販売。機能が大幅に向上し、ジャンボタニシ抑制やメタン減少、収量増加も期待できる。
NEWGREENが開発製造する「アイガモロボ」は2023年に井関農機から発売され、全国の有機農業の現場で活躍。今年9月に開かれた「第11回ロボット大賞」では「農林水産大臣賞」を受賞するなど、政策的な観点からも評価されている。
2023年に発売されたモデルは、全国での実証において除草工数の58%削減、収量の10%向上が認められ、製造した500台を井関農機に販売。農業者からの評価も高い一方、稼働条件(圃場の均平や水位の維持)を揃えられる圃場が限られるという課題があった。機能性が向上した新モデルは、こうした課題を大幅に改善している。
また、中山間地の小さい水田でも採算性が確保できる価格帯を目指し、希望小売価格は従来の半減となる27万5000円(税込)を実現。低価格化により「特別栽培」等における除草剤の成分回数低減のための利用など活用シーンが拡がる。このほか、アイガモロボによるジャンボタニシの食害抑制やメタンガス発生量の低減のメカニズムが明らかになっている。
販売は、これまでの井関農機に加え、新たに全農での取り扱いが決定。また、複数台導入する際に初期投資の金額を抑えた導入が可能となるよう、リース利用の調整を進めている。リースについての相談は、JA三井リースの営業窓口(電話)022-263-5882まで。
重要な記事
最新の記事
-
「農業者のための農協」貫く(2)JAみっかび組合長 井口義朗氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年3月4日
-
創刊100周年 第66回全国家の光大会レポート2025年3月4日
-
7年産主食用米高騰の弊害を考える【熊野孝文・米マーケット情報】2025年3月4日
-
造粒加工適性が大事 肥料メーカーからみた原料堆肥との向き合い方2025年3月4日
-
ベランダで米づくり「バケツ稲づくり」個人申し込み受付開始 JAグループ2025年3月4日
-
圃場登録機能を搭載した新型自動操舵システム「コムナビAG501」発売 HOSAC2025年3月4日
-
消費と生産をつなぐ生協の実践を報告「有機野菜技術フォーラム」登壇 パルシステム2025年3月4日
-
飼料メーカー専用品「マイクロライフ プライム」発売 東亜薬品工業2025年3月4日
-
牛乳にまつわる話だけのSNS漫画雑誌『週刊土日ミルク』第2号発行 Jミルク2025年3月4日
-
宇宙×園芸の未来を拓く「千葉大学宇宙園芸国際ワークショップ2025」開催2025年3月4日
-
鳥インフル 米ニュージャージー州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月4日
-
高校生が森・川・海の「名人」を取材「第23回聞き書き甲子園」優秀作品を決定2025年3月4日
-
香港向け家きん由来製品 茨城県からの輸出再開 農水省2025年3月4日
-
プラントベース「ナチュレ 恵 megumi 植物生まれ」リニューアル 雪印メグミルク2025年3月4日
-
カインズ 会津若松店で「中干延長米」の販売実験開始2025年3月4日
-
【役員人事】住友化学(4月1日付)2025年3月4日
-
【役員人事】三井化学クロップ&ライフソリューション(4月1日付)2025年3月4日
-
【人事異動】エスビー食品(4月1日付)2025年3月4日
-
「第9回高校生科学教育大賞」支援対象校を募集 バイテク情報普及会2025年3月4日
-
「スマート置き配」採用 オートロック付きマンションで利便性向上 コープみらい2025年3月4日